村尾 靖子さん
むらお やすこ
作家・日本児童文学者協会会員
江津市都野津町在住
1944年 山口県に生まれる。明治大学法学部卒。
結婚後、家業の寝具店と4人の子育てをしながら執筆活動を始める。
江津市都野津町在住。 |
1994年 島根県文化奨励賞受賞。
日本児童文学者協会会員。「山陰の女」「山陰文芸」同人。
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主な作品
「二十世紀のすてきな女性たち」森英恵伝、絵本「琴姫のなみだ」「命をみつめて」「江の川−いのちと愛と」「草原の風になりたい」などがある。 |
「ラジオ深夜便」(NHKFM)のリポーター、「ドキュメント’02〜シベリア・日本・妻たちの戦後〜」(日本海テレビ)などにも出演。 |
2003年11月にノンフィクション「クラウディア奇蹟の愛」を出版。マスコミで話題となる。
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太平洋戦争によって、人生を大きく翻弄された蜂谷彌三郎(やさぶろう)・久子夫妻とロシア人女性・クラウディアが、それぞれ最悪の人生を課せられながらも、クラウディアの男女・国境を超えた深い愛によって、3人が最高の愛の形を成就した、文字通り「奇蹟の愛」といえる、感動のノンフィクションです。
当時北朝鮮にいた蜂谷夫妻は、ソ連の言われなき罪によって彌三郎が逮捕されて離れ離れとなり、想像を絶するシベリア抑留生活が始まります。そうした絶望の中から、クラウディアとの運命の出会いによって彌三郎は結婚し、初めてロシアでの平安な生活を迎えることができました。しかし、久子と長女の久美子を忘れることは一度としてありませんでした。
一方、久子は生後間もない長女の久美子を連れて動乱の北朝鮮から着の身着のままで帰国し、以降、彌三郎からの連絡と帰国を一途に待ちながら長女を育てていました。 そして、蜂谷夫妻が離ればなれになってから実に50年後の1996年、彌三郎と久子は互いの生存を偶然知ることとなり、翌1997年3月、彌三郎は日本への永住帰国という悲願を果たします。
しかし、この帰国に際しては、クラウディアの彌三郎に対する献身的な愛がなければ実現は不可能でした。クラウディアは、「他人の不幸の上に私だけの幸福を築き上げることはできない」という信念のもと、ロシアで1人で生きる道を選んだのです。
ノンフィクション「クラウディア 奇跡の愛」がドラマ化!
フジテレビ「遙かなる約束〜50年の時を越えた運命の愛〜」
戦争で半世紀引き離された夫婦の実話描くスペシャルドラマ
本年 11/25(土)21:00〜 23:00 放送